後生大事の精神で乗り切ろう【うつ病の原因を考えて治療に励む】

環境の急激な変化に要注意

笑顔の女性

発症のきっかけはストレス

人間は誰でも気分が落ち込んだり、やる気が失せてしまうことはあります。そのような状態とうつ病の症状は似ていますが、実際に生活上で支障が出るか出ないかによって病気かどうかが判断されます。うつ病というのは他の病気とは違って検査の数値結果で判断できる病気ではないので、周囲の家族などが注意して気をつけることが必要です。個々人によってうつ病の症状も違ってきます。例えば食欲がなるケースがあります。好物だった料理に手をつけなくなったり、理由がなく食事をしなくなる時は要注意です。また睡眠障害も多い症状です。寝ようとしてもなかなか寝付けなかったり、朝早く目が覚めてしまうなどの症状がある時も、早めに医師の診察を受ける必要があります。うつ病を発症するきっかけは様々なものがあるので、早めに医師に診察をしておくと発症する前に対策を打つことができます。発症のきっかけで多いのがストレスです。仕事などでストレスを溜め込むと、それが他の要因と複雑に絡み合って発症するのです。ストレスのように発症原因がわかっている時は、仕事を一時休むとか、部署を変えてもらうなどの対応で改善する場合もあります。また遺伝的な要素を指摘する人もいますが、必ずしもそうとは限らないのです。人によってはうれしいことや明るい出来事がきっかけとなって発症する人もいるのです。ですから家族や周囲の人間が、普段から生活や性質をよく把握しておかないと、発症の兆しに気づくことができないのです。家族間のコミュニケーションを良くしておくと、早期治療ができます。

自覚できないのが特徴

うつ病が発症する特徴の1つとしてストレスがあります。ストレスは人間の大敵のように思われていますが、ストレスがないと人間は生きていけないのです。言い換えれば生きていくこと自体がストレスなのです。うつ病を発症する場合は、思いもよらない出来事が起こったことがストレスになるのです。例えば家族との死別、夫婦の離婚、病気にかかるなどの出来事でうつ病を発症することが多いのです。このように辛い出来事が原因の場合は理解しやすいので、医師の診察も受けやすくなります。しかし会社で昇進したとか、結婚したなどの良い出来事でもストレスになることがあります。悲しい出来事はわかりやすいのですが、嬉しい出来事でもストレスを感じてうつ病になるというのは、結局環境の変化が原因ということになります。昇進や結婚によってそれまでの環境がガラリと変化します。それがストレスになるわけです。このような原因をあらかじめ理解しておけば、ある程度の対処ができます。また糖尿病や高脂血症などの生活習慣病、ガンや心筋梗塞や脳卒中の患者はうつ病を発症しやすいといわれています。このような場合、治療薬などによって脳の機能に影響を及ぼすのが原因となることもあります。ですから病気だから落ち込んでいて元気がないという思い込みを捨てて、うつ病を発症している可能性についても考えておく必要があります。うつ病の特徴として、自分では気づかないということがあります。そのため家族や周囲の人間が早めに気づいて上げることが早期改善につながるのです。